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国会移転を始めとする首都機能移転問題は、1999年末、その候補地が答申されて、いよいよ本格的に動き出します。答申に対して国会がどのような判断を下すかが注目されています。
ただ単に移転先をどこにするかという問題ではなく、21世紀を前に、これからの政治経済社会のシステムをいかに組みなおすか、情報化・高齢化・グローバル化という課題の中で、日本がどう生きていくかを世界に示すために、是非とも実現せねばならないから、全力をあげて取り組んでいきます。
また、IT革命と呼ばれている新しい波が、既成のものをすべて変えようとしている以上、それを先取りして挑戦していけるような場を作ることこそが、次世代への責任ではないでしょうか。
夢物語としか思えないようなことでも、いくら東京が反対しようとも、この流れを止めることはできません。
「新しい酒は、新しい皮袋に」という言葉どおり、
真っ白なところに思い切って21世紀を描こうではありませんか。
那須地域は、ハイテクとリゾートが共存する日本で唯一の伝統あるロイヤルエリアであり、下記の図のように、新幹線・高速道・空港とすべてのアクセスも整い、手付かずの広大な土地も、すでに整備されています。答申では最高位にあり、実現性のある場所として、誰もが認めています。
国会等移転こそが現状に不安を抱き、すべてに内向きになっている日本人に新たなる勇気と自信を与えるとともに、国家の危機管理体制を確立し、
21世紀への確実な出発を与えてくれるものと確信しています。
近頃よく東京を始めとして、「首都機能移転反対」と言う声が聞かれます。本当にそうでしょうか? 東京は、「政治」と「経済」の両方が過密状態です。「首都機能移転」の目的は、
1. 東京一極集中の是正
2. 危機管理
が、大きなポイントです。
1番目の「東京一極集中の是正」と言う点については、今更お伝えすることはないでしょう。
日本人口の1割が東京に集中しているのです。これを是正します。
2番目の「危機管理」は、「政治」と「経済」が集中している東京で、もし何らかの災害があったらどうなるでしょう?どちらかでも健在であったならば、片方の再生を中心に出来ます。
しかしながら双方が、大きなダメージを受けてしまったらどうなるでしょうか?
両方を再生するのに、多大な時間と費用がかかってしまいます。
そのための危機管理のためにも首都機能移転は必要なのです。
那須町こそ、国会移転の最適地ではないでしょうか。緑が多く、自然と共存できる都市。
そして、最新の情報通信技術を最大限生かす都市が造れます。
他の候補地に比べて、国有地や平地が多く、そして東京と近く、東京が大きな災害に見舞われたときに、損害回復に有機的な連携が取り易いのです。
私は、衆議院国会等移転特別委員会の筆頭理事として、各候補地の栃木県を含めた各知事、もちろん石原東京都知事や、黒川氏を始めとした有識者達を委員会に参考人として招きました。
さらに、2000年3月23日の衆議院国会等の移転に関する特別委員会では、青木官房長官(当時)と中山建設大臣(当時)に対して、本腰を入れて移転を推進するように質問すると、「できるだけ速く委員会において、あらゆる方向を出すのが一番近い道と考える。」と、国会中心にこの問題に早期決着をつけるよう、明言しました。
今後は国会中心にして、首都機能移転を推進していきます。
そして、国会移転をする為には交通アクセスの充実も必要です。
建設政務次官時代に、私は瓦建設大臣(当時)と共に、「北関東自動車道」の施行命令を出しました。栃木県北には、「東北新幹線」そして「東北自動車道」と、2大交通網があります。
しかしながら、"背骨"となる「関越自動車道」「東北自動車道」「常磐自動車道」と3本の自動車道がありますが、"肋骨"となる横のつながりがありません。
国会移転を実現する為の交通充実のために「北関東自動車道」の施行命令を出したのです。 これにより、3つの"縦"の自動車道が、「北関東自動車道」によって"横"のつながりが出来上がります。
さらに、茨城県に「ひたちなか港」が完成し、栃木県は名実共に物流の中心地にもなります。東北自動車道には、福島県の空港が間もなく接続する為、「鉄道」「車両」「船舶」の交通アクセスが出来上がるのです。
これによって、国会移転の下地が出来上がります。この陸海空の3つの交通網を完成させるのが、私の国会移転における政策の1つです。そしてそれは、ぞくぞく完成しつつあります。
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