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国 会 移 転 海 外 視 察 記 (2003.7.31〜8.7 韓国・オランダ・スウェーデン) ・ 国会移転問題に対する私の基本的考えは、現在進められている小泉首相の構造改革を実現し、日本が名実共に生まれ変わっていくために、日本の政治、経済、社会、教育、文化などのシステムを作り直していく上で、国会移転を核とする首都機能移転という積年の懸案に大胆に取り組むべきだという一点に尽きる。 ・ とりわけデフレ経済が一般化する中で、日本全体が縮み志向になってしまい、構造改革の先にあるのは社会保障削減、公共投資凍結など、ともすると暗い予測しか行われていないことが、社会全体を停滞させてしまっているように感じる。やはり私達は未来に向けて、私達が歩むべき、求めるべき理想像を描き、それにみんなで大胆に挑戦するようにしたい。国会移転は正に21世紀の日本づくりの飛躍台になる。即ち、政官分離=立法の独立、地方分権、IT時代にふさわしい行政などを具現化する21世紀の国家的プロジェクトとして取り組みたいと考えている。 ・ こうした観点から、先の国会で発足した衆参両院による協議会に自民党を代表して参加し、いかに具体的に推進するか、分都−経費節減−クラスター化、民活などの手法をどのように生かすかを検討し、候補地選定から実施までの計画策定に全力を挙げる予定である。 ・ 今般の海外視察は、こうした審議を本格化するに先立って各党代表による調査を行うために韓国、オランダ、スウェーデンを訪問した。韓国は既にソウルから太田に2005年以降順次移転をする計画を実行すべく取りかかっており、国会としていかに取り組んでいるか、どのようにすすめるかを合計5時間余にわたって聴取すると共に、国の進むべき方向、国づくりのあり方などについて広範な意見交換をした。 ・ オランダではアムステルダムとハーグの二つの中心を持つ国がいかに機能を分担して円滑に活動しているか、実際の場を視察した。スウェーデンでは高福祉国家として地方分権を核にした都市づくりをいかに進めているのかを具体的に見ながら検討した。 ・ いずれの国においても、都市機能をいかに担っていくかを理論的にも政策的にも十分に考えながら、実態的にどうするかを最優先に考え、国民の総力をあげているのがわかった。日本においても高齢社会の中で少子化という今までに経験したことのない事態に突入しようとしている時に、今のような東京一極集中でいいのだろうかと改めて考えざるを得ない。老人ばかりの都市、地震など、災害に留まらず、治安犯罪、更には安全保障面で大丈夫かと言わなければならない。視察結果を踏まえ、協議していく所存である。 |
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